クラ対駅伝結果報告 ~男子対抗チーム~

【クラ対駅伝2022】結果報告(対抗チーム)

 ♪てててーんてんてんてんてーんててててーんててててーん↓ててててーんててててーんてて↓ててててーんてんてーん てててーんてんてんてんててててーん↑

(テーマ曲「Runners of spirit」by 久石譲)

                ~提供~

            ☆SAPPORO

                          TOYOTA            

 

これは箱根路の激闘から1か月程前、多摩川沿いで人知れず行われた激闘の記憶である。

みなさんおはようございます。これから12月10日に実施された関東クラブ対抗駅伝(@神奈川県川崎市)の結果報告を行っていきたいと思います。実況・解説は私、飛田晴哉(筑波大学陸上同好会長距離ブロック長)が進めていきたいと思います。

 

今回の筑波大学の出走者は以下の通りです。

1区(10km)山口翔悟(1)

2区(3km)麻生拓茉(6)

3区(8km)本橋昂(2)

4区(8km)小山和人(M1)

5区(3km)木村嘉裕(3)

6区(5km)高澤秋人(3)

7区(5km)中薗大河(M1)

1区は5000m14分台のスーパールーキー・山口,2区は駅伝ラストランのスピードランナー・麻生,3区は新エース・本橋昂と主力を投入し、前半区間からトップを狙います。4区はロードに強く外さないマラソンランナー・小山,5区は2年連続5区を800ランナーの木村が任されました。6区は初の5kmとなる成長著しい・高澤,そして最終7区を前回2区区間賞の中薗を配置しました。昨年1区で区間賞を獲得した大エース・山口(航)(6)を故障で欠く形となりましたが、新戦力の誕生によって、ベテランとルーキーが混ざったオーダーとなりました。以下レースの様子を実況していきます。

スタートの様子

 当日は無風で快晴に恵まれ、非常に良いコンディションの中でのレースとなり、ハイペースな展開となりました。

 

1区 山口翔悟(1)31分41秒(区間3位)

コメント

「クラ対駅伝お疲れ様でした!自分は試合自体が久しぶりで、どのくらい走れるのか全く分からない中での駅伝だったのですが、予想外の好タイムでつなげて一安心でした。
来シーズンにはガンガントラックも出ていきます!」

夏頃にチームに加入してくれた翔悟は本当に伸び伸び楽しそうに走ります。エントリーの問題上、出走できるか怪しい状況にありましたがなんとか間に合ってくれました。来シーズンはトラックにもガンガン出場するということで非常に楽しみです。

 

2区 麻生拓茉(6)9分09秒(区間賞)

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「ぐちこ曰く実質8分台らしいので優勝です✌️(レイリーチャンネルの折り返し方したら2回コケました)」

チーム・筑大同の韋駄天こと麻生さんは折り返し地点で、東海大学が初の総合優勝した時に6区・山下りを担った中島怜利選手をイメージしたとのことですが、2回転倒してしまったようです。(自分も折り返し地点でスライディングかましました)その影響で惜しくも8分台に届かずといった形となりましたが、それでも堂々の区間賞です。

3区 本橋昂(2)25分25秒 (区間賞)

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「前日にケーキ3つ食べちゃった(´>ω∂`)☆」

前日に食べたケーキ3つの糖分でカーボローディングしていた本橋くんはその効果もあってか、順位を押しあげるエースの走りで区間賞を獲得!何という計算高さ…賞賛に値するッ…!昨年はシンスプリントの影響で本調子ではありませんでしたが、今年はそのリベンジをしっかり果たしてくれました。

4区 小山和人(M1)27分33秒(区間4位)

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「つくマラの勢いに乗れませんでした。切り替えて来年リベンジできるように頑張ります!(修論の進捗次第…)」

筑大同の川内優輝と呼べるくらいレースに出場している和人さんは、つくばマラソン疲労の影響もあってか少し苦しい走りとなりました。それでもコンディションの調整が難しい中、駅伝を走ってくれたことには感謝しかないです。来年のリベンジ期待しています!(LINEのアイコンにつくばマラソンの時に自分が撮影した写真を使ってくれて嬉しい)

 

5区 木村嘉裕(よしひろ)(3)9分45秒 (区間5位)※写真右

コメント

「沢山の応援やサポート、本当にありがとうございました。4区までのいい流れを壊してしまって本当に申し訳ないです。こんなレースの後でも温かい言葉をかけてくださる皆さんのために、もう少しだけ頑張ってみます。」

筑大同のアイドルこときむさんは2年連続で5区を走りました。爆発力を活かせず苦しい走りとなりましたが、粘り強く襷を繋いでくれました。本番で力を発揮することの難しさをあらためて感じました。先輩はまだまだこんなもんではないと思うのでこのレースの経験を糧にイヤッ!イヤッ!な某なんちゃら活動も「なんとかなれー!」の精神で乗り越えていってください。

6区 高澤秋人(3) 16分22秒(区間4位)

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「個人としてもチームとしても残念な結果に終わりましたがいい経験させてもらいました。次回は確実に5kmで区間賞とります。」

5km要員が準備できないというチーム事情の中、5kmを走ってくれたTさん。前との差が広がる中、懸命に前を追う走りをしてくれました。なんというかTさんの走りは心で走る熱い感じがしてとても好きです。冬季練習も着実に積んでいるので来シーズンはきっと大暴れしてくれることでしょう!

7区 中薗大河(M1)16分43秒(区間5位)

コメント

「丁寧に反省します」

 前回2区区間賞の大河さんは駅伝の前の週に練習を積めないことを考えて11月中旬に追い込んでいましたが、前も後ろも見えないかたちでの襷リレーとなり、タフな状況でのレースとなりました。それでも忙しい中詰める練習をして、チームのために走ってくれたことには感謝しかないです。丁寧に反省して、次に繋げていってください!

ゴールの様子

チームみんなでゴールを出迎えました。

総合成績 4位 2時間16分38秒

 強いメンバーがそろう中で結果は4位という少々悔しいものとなりました。しかし各選手コンディション調整が難しい中、大崩れしなかった点はこのチームの潜在的な強さを感じられるものでした。

 全体として今回の駅伝は昨年と異なり、テスト期間と重ならなかったこともあって多くの人が駅伝に参加してくれました。補助員として参加して大会運営を手伝ってくれた方、応援に来てくれた方、そして選手のサポートに尽力してくれたマネージャーのみなさん本当にありがとうございました。来年もテスト期間と被らないと嬉しいですね!!(渉外のさかたま、頼んだ!)自分個人の反省としては捻挫の影響もあり、駅伝前はほとんど練習を積むことができませんでした。そのため選手としてはあまりチームに貢献できませんでした。(マジで内周の縁石は*んでくれ)

 個人的には自分自身キャパシティがあまり大きくない所があり、監督・コーチとしてやるべきことができていないことも多かったです。正直自分のことで精いっぱいであまり周りを見ることができなかったと感じました。しかし多くの人の協力あってなんとかやりきることができました。まだまだ寒い日が続きますが、時間がたてば春は訪れ暖かい空気に包まれることでしょう。今は土の中でじっと耐え、各々自分のやれることをこなして養分を蓄えて、春に花を咲かせられるように頑張りましょう。時間は長いですが焦らずにゆっくり進んでいきましょう。

 

最後にこの言葉を…

「走れなきゃ 歩けばいいんだよ」B’z・Brotherhoodより~

稚拙な文章ではありましたが最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

(文責・社会工学類2年 飛田晴哉、写真・筑波大学陸上同好会カメラブロック)